OLIVIA NEWTON-JOHN in 新大阪駅

大阪公演の翌日、福岡公演を見に行くため、「昼ごろ博多に着くくらいでいいかな」と早起きを予定していたが
寝坊


時計を見ると9時。

まぁ、開場の少し前に着ければいいか、とのんびり朝風呂に入り、無精ヒゲのままで良いかなと思って洗顔フォームを
手のひらにニュルンと出したら、まちがえてシェービングジェルだった。
せっかくなんで不精ヒゲを剃った。

朝食を食べようかどうしようかと思ったが、あまり腹が減っていないので、出かける準備をして外に出ると大雨

ありゃー、駅まで自転車で行きたかったのになぁ。
荷物が濡れるとイヤなので歩いていくことに。

なんやかんやで11:00頃、新大阪駅に到着。切符を買おうとしたら財布の中には2万円。
切符は約1万5千円。


これじゃ帰りの代金やホテル代が無いことに気付き、駅の郵便局でお金をおろし、再び切符売り場へ。

自動券売機で切符を買おうとして「大人一枚」、「特急券と乗車券」、「博多」などと
ボタンを押しているうちに「指定席」にしたのか「自由席」にしたのかよくわからなくなって一旦取り消し。
人のいるところで買おうと窓口を見たら列が出来てたので、やっぱり券売機へ。

やっとこさ切符を買って振り返るとそこに見覚えのある人たち。
オリビアのバックバンドのメンバー達だった。
オリビアがいたら良いのになぁ、と思いながら
「今日の福岡も見に行くよ」と声をかけようと近づいた時、みやげ物屋さんの横っちょから

 

キラキラ輝くオリビアが!!

「うわー!」

心臓が飛び出しそう

「オリビア!写真撮らせてもらってもいい?」

あまりの突然のことにそれだけ言うのがやっと。。。

一枚写真を撮ったところで、言葉が出なくなり、「ツーショットで撮らせて」とジェスチャーで表現

ニッコリ微笑みながらうなずくオリビア。


そういえば以前、ツーショット写真に成功した人にシャッターは誰に頼んだら良いか訊ねたら

「いざとなったらクロエにでも押してもらえ」

とお答えをいただいたことがある。。いくらなんでもクロエには。。。

というわけで通訳のお姉さんに「よろしく」とカメラを渡すとちょっとムッとしたようだが、渋々(?)撮ってくれた。

「サンキュー・ソー・マッチ!」とオリビアにお礼を言って、少し離れた位置に移動。

あ、通訳のお姉さんにはお礼言ったかどうか憶えてない。。。!!


お姉さん、すみませんでしたね。その節はありがとうございました。

その後、ほんのちょっと気持ちに余裕が出来てきて、まわりでオリビアの写真を撮っている見知らぬ人にもシャッターを
押してもらっちゃいました。
しばらくの間、オリビアはサインをしたり、写真を撮られたり、プレゼントをもらったり。。。
LPにサインをもらったりしてる人も数人いたけど、どうやってここにいることを知ったのかなぁ??

それともあなた、普段からフィジカル持ち歩いてるのか?

オリビア御一行様が改札を入っていったので、追っかけるのもなんだし。。。と思い、少ししてから改札に入ると
ホームへの階段前あたりで、

再びオリビアがファンの人たちに写真を撮られていた。

近づいていくと目の前にめげママさんがいた。
ツッチーさんもいた。

びっくりした。

お互いに「何で?どうしてここにいるの?」という感じだった。

ツッチーさんがカメラを取り出すのも忘れて呆然と立ちすくんでいるようだったので、写真を撮ってあげようと
「ツッチーさん、オリビアと並んで」と言ってもツッチーさんは動かない。

ツッチーさんをオリビアの横に押し出し、めげママさん、オリビア、ツッチーさんのスリーショットを撮影。

オリビアはクロエちゃんと顔をくっつけてポーズを撮ったり、しばらく写真撮影会のようになっちゃってました。
なぜか突然、オリビアが誰かのデジカメを手に持ち、「はいはいみんな集まって」とまわりのファン達を召集。

カメラを構えるオリビア。なぜか集合写真を撮ってくれましたが、、、

ちょっとオリビアさん、あなたが入らなくてどうするの??

あの時のデジカメの持ち主の方、ぜひ、あのときの集合写真を見てみたいです。
見られてましたらご連絡ください。。。

オリビア御一行が、ホームに行っちゃった後、やっと正気を取り戻したツッチーさん。

お互い、偶然にも凄い所にいあわせたものだとしばらく談笑し、そろそろホームへ行かないと、
というわけでホームへの階段を上ると、あらなんと目の前に!

オリビアがまだいた。

ちょうどグリーン車の乗り場だった

 

新幹線に乗り込むオリビアを見送りました。


そのあとしばらく放心状態でした。
新幹線に乗ってからも、まだドキドキした。

 

ドキドキが収まって、今日起こった出来事を思い浮かべていると、今度はニヤニヤしてきた。

まるで変質者。

いやぁ、でも本当にこんな偶然があるなんていまだに信じられない気分。

いやはや、今まで疑っていたけれど、神は存在するね。


神様、寝坊させてくれて、
朝は何も食べる気しないでくれて、
不精ヒゲを剃らせてくれて、
雨で自転車乗れなくさせてくれて、
財布空にして引きだししないといけなくさせてくれて、
切符の購入もたもたさせてくれて、、、

ありがとう。

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